MT4での自動売買FX取引の始め方を詳細に解説しておりますが、今回で3回目となりました。
Part1ではMT4の概略、Part2では自動売買をするにあたって最適な業者の選び方を紹介いたしました。
今回Part3では、実際に口座を開設し、MT4をインストールをしてみましょう!

FX口座の開設方法
口座の開設方法は各社様々ですが、FXエージェントではおすすめしているAnzo Capital(アンゾーキャピタル)の口座開設方法について記載いたします。
- ANZO Capital(アンゾーキャピタル)の口座開設方法はこちら
MT4のインストール方法
口座開設をしたら、どの業者もMT4のダウンロード方法はどの業者も変わりません。
以下はAnzo Capital(アンゾーキャピタル)のインストール方法を記載します。

①まずはアカウント右上の「プラットフォーム」から「MT4 Windowsターミナル」をクリックします。
クリックするとMT4のプラットフォームがPCにインストールされますので、インストール後MT4を立ち上げてください。
通常自動売買をする際にはWindowsのOSが入っているPCで電源をつけっぱなしで稼働します。
※MT4はスマートフォンでも使えますが、自動売買はスマホではできませんので、自動売買を行いたい場合はWindowsが入っているPCを購入する必要があります。

②上記ポップアップが表示されるので、「次へ(N)」をクリックします。

③上記画面が表示されるので、AnzoCapitalにてデモ口座のアカウントを開設している場合は「AnzoCapital-Demo」、ライブ口座のアカウントを開設している場合には「AnzoCapital-Live」を選択し、「次へ(N)」をクリックします。

④上記画面が表示されるので、「既存のアカウント」を選択し、「ログイン」及び「パスワード」を入力後、「次へ(N)」をクリックします。
なお「ログイン」及び「パスワード」は、AnzoCapitalのアカウントでライブ口座の作成した際に届く、次のメールに記載されております。

以上でMT4のインストールは完了しました。これでMT4でトレードする準備が整いましたね。
Anzo CapitalでのMT4のインストール方法を記載しましたが、この方法はどのFX業者も同じように実施すればMT4をインストールすることが可能です。


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MT4の基本的な見方
続いて、MT4の基本的な見方を見ていきましょう。
Anzo Capitalでは4つのメインウィンドウが表示されます。

2.1 気配値表示
2.2 ナビゲーター
2.3 ターミナル
2.4 チャート
「表示」をクリックすることで、上記2.1~2.3がウィンドウ上に表示できるようになります。

2.1 気配値表示(リアルタイムクオーツ)
「気配値表示」のウィンドウは、リアルタイムでの通貨ペアの値が表示されます。
「気配値表示」ウィンドウを右クリックすることで、以下の内容一覧を確認することができます。

- 新規注文:注文のオープン/クローズもしくは指値注文(通貨ペアをダブルクリックしても可)が可能。
- チャート表示:通貨ペアのチャートを表示。
- ティックチャート:選択した通貨ペアのティックチャートを表示。
- 非表示:「気配値表示」ウィンドウから特定の通貨ペアを非表示にします。
- すべて非表示:「気配値表示」ウィンドウですべての未活動の通貨ペアを非表示。
注文中もしくはチャートでの使用中の通貨は非表示になりません。 - すべて表示:「気配値表示」ウィンドウ内の利用可能な全通貨ペアが表示。
- 通貨ペア:特定の通貨ペアの非表示/表示が可能。
- セット:「気配値表示」ウィンドウのカスタムセッティングの保存/調整/削除。
- 高値/安値:各通貨ペアの高値、安値欄を表示/非表示。
- 時間:各通貨ペアの最新の到着時間情報の表示。到着時間とはいつのレートを表示しているかということです。
- グリッド:「気配値表示」ウィンドウ内のグリッド線を表示/非表示。
- 気配値ポップアップ表示:特定の通貨ペアの現在値を表示。Escボタンで表示画面を消すことが可能です。
2.2 ナビゲーター
ナビゲーターウィンドウでは、口座を選択し、テクニカルインジケーター(罫線分析ツール)、カスタムインジケーター、エキスパートアドバイザー(EA)やスクリプトの利用が可能です。
エキスパートアドバイザーとは?
エキスパートアドバイザー(自動操作のFX取引ソフトウエアであるFX取引ロボットとしても知られるEA)は、MetaQuotes Languege4(MQL4)に搭載されたプログラムで、MT4(メタトレーダー4)の自動取引を可能にするために開発されました。
こうしたEAは自動取引はもとよりユーザーの代わりとなりマーケットを監視し、直接の介入なしに取引を実行することができます。
MT4ではEA戦略をバックテストし、最適化したうえで取引をすることが可能となっています。
EAのインストール方法
ここで入手したEA(エキスパートアドバイザー)のMT4へのインストール方法をご紹介いたします。
①まずはMT4を一度閉じます。
②MT4がインストールされたフォルダの場所を特定します。
③EAファイルを「エキスパート」フォルダにコピーします。
④MT4を再度立ち上げます。
⑤下記のようにドロップダウンメニュー内に新しくインストールされたEAが表示されます。

EAがナビゲーターウィンドウに表示されたら、MT4のツールバー上にある「エキスパートアドバイザー」をクリックし、EAを起動させます。
スクリプトとは?
スクリプトとはMQL4(MetaQuotes Languege4)で利用可能なプログラムのことで、EA同様決済のオープン・クローズ、修正が可能ですが、両者には異なる点が2つあります。
まず主な違いは、利用方法です。
EAは新規注文が発生するたびに実行するのに対し、スクリプトはチャートにつき一度だけ実行されます。
例えばスクリプトは、一度に追加のメッセージや特定のポジションでの損切を設定し、ターミナルへの一連の動きを決定することができます。
もう一つの違いは、EAが利用される前に起動している必要があるのに対し、スクリプトはその必要がありません。
2.3 ターミナル
ターミナルではマーケットの動向と利用者の口座の概観を見ることができます。
- 取引:常に未決済注文はもとより、現在オープンしているポジション、口座残高のラインやオープンしているポジションの結果額を表示します。
- 口座履歴:終了したポジション、口座のキャンセルされた未決済注文や口座での履歴をすべて表示します。
- 警告:警告が発生した際の情報を含みます。警告はマーケットでの出来事のシグナル表示を目的としたものです。
- メールボックス:メールを閲覧することができます。
- エキスパーツ:EAの各々の動きを記録したものを表示します。
2.4 チャート
チャートは左上の”✙”プラスマークから新規チャートを作成することができます。
