とうとう私もシグナルトレードを超えて、自作のEAで自動売買を行う日がやってきました。

EA(エキスパートアドバイザー)による自動売買
取引プラットフォームであるMT4/MT5のシステムの中には、世界中のトレーダーや開発者たちに使われている売買戦略自動化用のプログラミング言語であるMQL4(MetaQuotes Languege4)があり、メタエディタープログラムという開発ツールを使ってEAを独自に作成し、市場分析・注文発注・自動売買までの一連のプログラムを組むことができるのです。
コピートレードによる自動売買
コピートレードとは、MQL5などからシグナルを受信し、そのシグナルをもとに自動売買するものです。
そのシグナルはプロのトレーダーが裁量トレードを行っているものもありますし、システムトレードによるものもあります。

シグナルトレードもプロの投資家と同じトレードを行えるということで重宝していたのですが、以前Facebookにも報告したように、ついに運用成績がもの凄いロジックを見つけてしまいました!

EXCELで関数を組んでシグナルを出してそれに基づいてやっていたのですが、(シグナルの判定は日足を用いているため、一日一回ローソク足を確認すればよかっただけですが、それでもめんどくさかった!!)、ココナラでシステム屋にEAを作ってもらいました。

本記事では作成したEAをどのようにMT4にインストールするか、そして運用をしていくかについて記載したいと思います。

そもそもEAとは?

EAとは「エキスパートアドバイザー」の略であり、MT4/MT5で自動売買を行うためのツールを言います。

取引プラットフォームであるMT4/MT5のシステムの中には、世界中のトレーダーや開発者たちに使われている売買戦略自動化用のプログラミング言語であるMQL4(MetaQuotes Languege4)があり、メタエディタープログラムという開発ツールを使ってEAを独自に作成し、市場分析・注文発注・自動売買までの一連のプログラムを組むことができるのです。

そのプログラムを取り込みEAを使うことで、無料で・誰でも自動売買が可能になります。

EAのファイル形式 ”mq4”と”ex4″

インディケータやEAを自分で作成したりダウンロードすると、”mq4″という拡張子のファイルが出来ます。

これの中身は単なるテキストファイルで、普通のテキストエディタで開いて編集することも出来ます。

これをMT4にインストールし、MT4を起動すると、MT4により”mq4″から”ex4″という拡張子の実行ファイルが作られます。

つまり、自動売買ロジックは”mq4″形式で作成し、EAを動かすために”mq4″を変換し作成するのが”ex4″形式ということです。

mq4はMQL4言語で記載されるため、ある程度勉強した人でないとコードを記載するのは難しいです。
そこで私のおすすめはメルカリで作成してもらうこと!簡単なロジックであれば、相場は1~3万円くらいで作成してくれます。
注意点としては、通常はEAにインストールする“ex4″形式での引き渡しのみであり、”mq4″形式で渡すために追加料金(大体4,000円程度)がかかる場合もあります。
“mq4″形式でないと、あとで修正したいと思った場合でもコードがわからないので修正できません。
そのため、あとで自分で(または別の人に頼んで)修正する可能性がある場合は”mq4″形式も合わせてもらうようにしてください。

EAのインストール方法

EAのインストール方法、厳密にいうと“ex4″をMT4に取り込んでEAを使う方法ですね。

想像しているより簡単にできます。

①自動売買用のMT4アカウントにログインしたうえで、「ファイル」⇒「データフォルダを開く」をクリック

ポイントとしては、自動売買を行うMT4のアカウントにログインすること!

そうすることで、「データフォルダを開く」で開かれるフォルダは当該MT4アカウントの専用フォルダが開かれます。

②開いたフォルダで「MQL4」⇒「Experts」に進み、「Experts」に”ex4″ファイルを格納

今回作成した自動売買の名称は、無限に稼ぎ続けられるロジックということで”MUGEN”と名付けました!

その”ex4″形式のファイルをこのフォルダに格納してください。

③一度MT4を再起動して、ナビゲーターに格納したex4が追加されていることを確認

EAを使って自動売買をする

それでは最後にそのEAを使って自動売買をする方法について紹介します。

①取引したい通貨ペアのチャートを開く

開き方はご存じと思いますが、MT4左上の黄色マーカーの+ボタンを押して、取引通貨をクリックします。(今回はEURUSDペアを選びました)

②ナビゲーターの「エキスパートアドバイザー」から使用したいEAをチャート上にドラック・アンド・ドロップ
③「全般」タブおよび「パラメーターの入力」タブで基本情報を入力して「OK」をクリック

EAによる自動売買が始まるとチャート右上にEAの名称が表示されることを確認できます。

自動売買を行うにはMT4を常に開いておく(稼働状態に置く)必要があります。

でも実際はPCをシャットダウンしたり、停電などしなければならない状況に陥ることが良くありますよね。

そのたびに自動売買システムが止まっているようでは、もうそれは自動売買といえません。

でもそんな不安を解消してくれる方法があるんです!!

それが「VPS接続」という方法です!!

VPS(仮想専用サーバー)を使うことで仮想デスクトップを作成し、そこでMT4を開いて稼働させた状態にしておくことができます。

VPSの設定方法については、以下の記事を参照ください!

自動売買に不可欠なVPSとは?